窓ガラスに色つけたって良いじゃない

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最近の窓ガラスには、様々な種類のガラスをはめ込むことができるようになっています。例えば、従来ならばただ単にガラス1枚だけだったものが、2枚のガラスの間に乾燥空気を充填してような複合ガラスというのが用いられている窓ガラスも多くなっているようです。そうしたガラスの場合、断熱性に優れていたり遮音性にも優れているようですね。その上、冬の季節に多く見られるような結露の問題も防げるようなのです。

その他にも、2枚のガラスの間に樹脂製の透明フィルムを挟むことによって、ガラスが割れた際にガラスが飛び散らないような工夫が施された窓ガラスもあるようです。もちろん、そうした透明フィルムではなくて色のついたフィルムをはさむと車のスモークガラスのようになるかもしれませんね。確かに、車の窓ガラスのように窓ガラスに色をつけると外からの熱を通しにくくなるでしょうね。もちろん、色といっても教会のステンドグラスのような赤や青・黄色といったケバケバしい色の窓ガラスにすると、精神状態を疑われるかもしれませんね。

ところで、最近ではオフィスビルなどにミラーガラスのようなおしゃれな窓ガラスを採用しているところもあります。そうしたガラスを熱線反射ガラスというようなのですが、ガラスの表面に金属酸化物を焼き付けてミラーガラスのようにしているのです。その場合外側の景色が窓ガラスに反射をするようになっているので、オフィスビルをそうした窓ガラスにすると、イキな感じがして会社も儲かっているような印象を受けてしまいます。あるいは、デザイン関係の会社の場合においてもデザインのセンスが良い会社といった印象を受けるでしょうね。ただし、ガラスの金属反射膜が普通のガラスよりも傷つきやすいというデメリットもあるようですね。

どんなものにでもメリットやデメリットはあるものですが、車の窓のようにそうした色がついていると直射日光を防げる点が有難いですね。