海で見かけるキレイな石の正体はガラスらしい

seaglass
近年、ビーチコーミングと称する趣味を持った方が増えているそうですね。ビーチコーミングというと何だかおしゃれなイメージがしますが、要するに砂浜を散策しながら、細かい漂流物を拾い集めることを言うようです。ひどい言い方をすると、中国でゴミ捨て場でゴミを拾い集めている人々に似ているかもしれませんね。中国の場合、未だに人種差別のようなことが行われており、田舎出身の方と都会出身の方とでは同じ職業に就くことすらできないようなのです。従って、豪華なマンションに住んでいる人と、掘っ立て小屋のような家に住んでいる人など両極端に別れているようですね。従って、田舎出身の方々はゴミ集積場にいつも待機しており、ゴミ収集車がゴミを捨てに来た途端に自宅で使えそうな物があれば急いで持ち帰るというのが仕事のようなのです。

それはともかくビーチコーミングにおいては、綺麗な白っぽい石のような物も発見できるようなのです。その正体はと言うと、どうやらガラスらしいのです。そのガラスをビーチグラスと呼んでいるようです。とてもおしゃれな言い方ですね。おまけにガラスとは言っても、トゲトゲとはしておらず裸足で歩いたとしても足を怪我するようなこともないそうです。何故かと申しますと、ビーチグラスの元々の形は海に捨てられたガラスのビンなど、そのほとんどがガラス製品がなのですが、波や漂流物あるいは、岩に衝突をしてガラスが割れて細かく砕けます。その後、さらに波や岩などでガラスの鋭い角の部分が丸くなっていくようなのです。そうして角の部分が丸くなったガラスの破片が砂浜に打ち上げられるというような仕組みになっているようです。ただし私の場合、万が一そうした漂流物を目当てに砂浜を散策をすると、どうしても上述したような貧しい中国人を連想してしまうのですが、綺麗なガラスの破片や貝殻を部屋に飾って楽しむといったことを趣味にしている人も多いようですね。