寒い地域の家ほど、暖かいのは気のせい?

mado_fuyu
沖縄出身の人はアロハシャツのような部屋着を着て、北海道出身の人ははんてんなどを着て過ごしていると思うのは大間違いで、私の知り合いの北海道人は、真冬でも半袖短パンで過ごしています。彼の家は防寒対策がしっかりされていて、エアコンも床暖房もバンバン使っているからで、彼の故郷の実家も同じように、防寒対策がしっかりされているそうです。

沖縄出身の人は熱中症対策について万全の用意をしてきますし、暑いからといってむやみに裸にならず、紫外線対策も怠りません。北海道の人は、都心にドカ雪が降っても慣れた様子で歩いていますし、寒い地方に住んでいるからこそわかる暖の取り方や、生活の知恵を持っています。都会生まれ都会育ちの私には、見習いたいことが沢山あります。

例えば私の家は、一戸建てで古いので、床暖房はありません。マンション住まいの友人などは、冬場は床暖房で足元から暖めるので、頭寒足熱で良いのだそうですが、上下左右の他の部屋からの熱も得られるマンションとは、寒さが違うのが一戸建ての辛いところです。でも件の北海道出身の彼は、一戸建てでも床暖房を設置し、窓ガラスは二重ガラス。窓ガラスは特に重要で、外気の冷たさを室内に伝えず、室内の暖かい空気を逃さない工夫がされている窓ガラスを使用しているらしいです。

私の家は、窓の側によると室温もそこだけ低いのがわかりますから、本当は窓ガラスだけでも交換した方がいいのだと感じています。窓ガラスの交換は、冬場だけじゃなく、夏場のエアコンの効率も良くしてくれますし、紫外線を通さない工夫のあるガラスもあります。後から床暖房を設置するのはものすごく費用がかかりそうですが、窓ガラスの交換くらいなら、リビングだけでもやる価値はあるのじゃないかと思います。窓ガラスだけでもリフォームできれば、気持ちも新たになりいいと思うのです。